【BLOG】業務用エアコンからの異音の原因とは?対処法は?

2022.11.24


店舗やオフィスで使用する業務用エアコンを毎日稼働していると、故障するケースもあります。
そのため、定期的なメンテナンスが必要です。
その一例として中古品の業務用エアコンに多いのですが、何かしらの「異音」がすることがあります。
「キュルキュル」「ブオーン」など、エアコンから不快な音が出た場合は、そのまま使用すると故障してしまう可能性が……。
そこで今回は、業務用エアコンから異音がする原因や対処方法について解説していきます。

■業務用エアコンの異音の原因って何?

・ホコリなどによるもの
業務用エアコンの内部を掃除する機会は少ないものです。
エアコンから異音がする場合、内部にススやホコリが溜まってしまっている可能性があります。
ホコリなどが原因で、中の機械の動きに異常をきたしている場合があります。

・取り付け方が不十分な場合
業務用エアコンは通常のエアコンに比べ機器が大型です。
そのため、通常のエアコン以上に取り付けをきちんと行う必要があります。
しかし、中には室内機を固定するための支持金具が緩んでいるケースや、接地面が不安定なため機械の動作揺れによる振動で音が出ることがあります。

・内部の部品の不具合
こちらは、エアコン内部のモーターなど高速で動く部分で使用しているベアリングなどの部品が損傷しているケースです。
モーターや器具そのものは動いているため、連続した異音が発生する可能性があります。

・ファンヒーターに関する故障
ベアリングやドレンポンプといった、室内機のファンヒーターに関する部品が故障していると、高速で回転するセクションのため、気になる音が発生することがあります。
連続的な騒音や異音は、このファンヒーターに関する故障である可能性が高いです。

■業務用エアコンの異音の対処法について

・室内機の対処方法
室内でのエアコンの異音で多いのは「ポコポコ」「ブオーン」といった音がするケースです。
機内の水分を吸収し外部に放出するドレンパンという部品があります。
このドレンパンが劣化すると水分が吸収し切れず、余った水分と外気が触れるために音が鳴る場合も。
また、ファンやモーターなど駆動する箇所の軸受などが損傷しているケースも考えられます。
いずれもエアコン器具の部品が劣化、損傷して音が発生していますので、部品を交換するなどの対処が必要です。

・室外機の対処法
室外機から異音がする場合はどうでしょう?「ブオーン」など何かしらの異音が室外機から出ている場合、店舗やオフィスの外ということもあり、近隣にも迷惑となってしまいます。
室外機の異音で考えられるケースとして、電源を供給するコンプレッサーやファンモーター、ファンなどに使用する防振装置(ゴム)の劣化があります。
また、機器の取り付けのビスが緩んでいる場合や上に荷物など置いている場合も異音の原因に。
こちらの対処についても、パーツの損傷や劣化が原因の場合は交換修理などが必要です。

■業務用エアコンのことなら合同会社天草総合サービスへ
今回は、業務用エアコンからの異音の原因と対処法について解説しました。
エアコンの異音は放置すると、故障の原因となりますので、早めの対応が肝心です。
合同会社天草総合サービスでは、業務用エアコンの取り付け・移設・取り外しなど、幅広い業務を承っております。

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